みなさんこんにちは。
私は現地に知り合いがいるのですが、その知人からフェズに関して様々なことを教えてもらいました。その知識を、フェズ観光を控えている皆さんにぜひ役立ててほしいと思い、ブログを始めました。
今回はタクシー編です!モロッコ観光で一番苦労するのが、タクシーですね!!!!
筆者も最初は捕まえることで精一杯で、何度もぼったくられていました。
タクシーの捕まえ方、気をつけることなど詳しく書いていますので、旅行前にぜひご一読ください!
また、タクシーの運転手さんが良くやるジェスチャーの意味も途中で解説していきます。
- タクシーを呼ぶときは、手を横に出す。(重要!!!!)
- ジェスチャーで行き先を伝える。
- メーターをきちんと確認する。
- もしもの時のために、タクシーの番号を覚えておく。
- 運転手が出身地を聞いてきたときに、素直に答えない。
- 小銭はできるだけ持って乗ろう。(持っていなくても大丈夫です。)
- このタクシーに乗ってよかったと思ったら、チップをあげよう!
タクシーを呼ぶときは、手を横に出す。(重要!!!!)
手を上にあげるのではなく、横に出してタクシーを呼びましょう。
これ本当に重要です。
手を上にあげてタクシー呼ぶと、モロッコに慣れていないことが一目瞭然です。モロッコで手を上にあげて呼ぶのは、多分日本人か韓国人くらいです。
イメージとしては、こんな感じです↓
モロッコの赤タクシーは相乗りが基本なので、もし相乗りしても良い場合は手を横に出した後、運転手さんに手で人数を示しましょう。
運転手のジェスチャーについて
タクシーを呼んだ後に、以下のジェスチャーをされることがあります。
「呼んだけどなんか変なジェスチャーされただけで乗せてくれなかった...」という方も多いのではないでしょうか。
意味:「これからご飯食べに行くとこなんだよ〜ごめんね〜」
意味:「これからシフトチェンジだから乗せられない。」
大きなバツを作られると拒否られた...と落ち込んでしまいそうですが、実はこういった意味があるのです。
ジェスチャーで行き先を伝える。
普通は言葉、もしくはマップで行き先を伝えますよね。例えばオールドメディナに行きたい場合、「オールドメディナ」だけ言えば通じると思います。または「BlueGate」「バッブージュル(アラビア語)」でも通じます。それで何の問題もありません!!
ですがオールドメディナだけは、オールドメディナの入り口「BlueGate」を表すジェスチャーが存在します。このジェスチャーで伝えれば、上級者だと思われること間違いなし!!
それがこちらです↓
BlueGateを人差し指でなぞるように作ります。
ぜひお試しください♡
メーターをきちんと確認する。
基本中の基本ですが、メーターがついているか確認しましょう。
乗合だった場合でも、運転手はメーターのボタンをポチッと押してくれます。ポチッと押してくれたか、確認しましょう。
押してくれなかった場合は、勇気を振り絞ってその場で言いましょう!!言っても聞いてくれない、ヤバヤバタクシーに乗ってしまった場合は、タクシーの番号を覚えておき、後日警察に通報しましょう。
もしもの時のために、タクシーの番号を覚えておく。
タクシーには、それぞれ三桁から四桁の番号が振られています。黄色の背景に黒文字で、運転席か助手席のドア、もしくは上の荷物置きの鉄骨部分に書かれています。
何かトラブルがあったとき、その番号がないと運転手が特定できず通報できませんので、事前に控えておくようにしましょう。
運転手が出身地を聞いてきたときに、素直に答えない。
無事にタクシーに乗れた!運転手の人も優しく話しかけてくれて、何だかいい人そう!と言う場面があると思います。たとえそう思ったとしても、そうでない場合ももちろんあります。
これは絶対やっておけ、と言うほどではありませんが、こういうリスクもあるんだよ、ということを覚えておいてほしいです。
私もそんな場面に出くわし、出身地を聞かれたときに「日本から来たよ〜!」と何気なく答えました。
その後目的地に着くと、運転手の顔がガラッと変わり、高額なチップを要求してきたのです。もちろんノーと言って言い合いになりましたが、その時に「日本人は金持ちだろ!?」と言われました。出身地でチップを要求するか判断されている場合があるのだと、痛感しました。本当にいい人だったので、チップをあげようとしていたのに、その気持ちまで萎えてしまいました。
もちろんこういう人は少ないと思いますし、私が一人で乗っていたから要求しやすそうと思われたのだと思います。
こういうリスクがあるんだよということを、心の片隅においておいてほしいです。
なので、いい人だ〜!と思ったら答えて良いと思いますが、少しでも違和感があったら、適当な国を答えておきましょう笑
小銭はできるだけ持って乗ろう。(持っていなくても大丈夫です。)
モロッコは現金社会です。観光するとき、大きなお金をATMで下ろしたり、両替する方が多いと思います。タクシーでは200, 100DHはお釣りが出せないので拒否られてしまいます。タクシーの値段次第ですが、50DHでも怪しいです。他に乗合の人が両替してくれる場合もありますが、レアケースです。
できるだけ、小銭をキープしておきましょう。
もしどうしてもないときは、運転手さんに「200DHしかないので、近くのお店で何か買って両替してくるので待っててくれ。」と交渉しましょう。
また、タクシーのメーターは小数点第二位までありますが、払うときは切り捨てで大丈夫です。
このタクシーに乗ってよかったと思ったら、チップをあげよう!
モロッコ人の生活は、想像以上に厳しいものです。優しかった・真摯に対応してくれて嬉しかった、そんなときは本当に少しでも大丈夫ですので、チップをあげましょう。
感謝の気持ちをお金に変えて渡す、という行為は、日本人からみると結局金かよと思ってしまいますよね。私も思っていた時がありました。
しかしモロッコ人の知人と出会って、生活がいかに厳しいものか、思い知らされました。イスラム教の考えから、モロッコ人は自分が厳しい状況でも、困っている人がいたらお金をあげます。その優しさの連鎖によって、モロッコは成り立っています。せっかくきたし、そこにちょこっと参加してみよう、くらいの気持ちでチップを渡してみましょう。
いかがでしたでしょうか!これからも絶対に役立つ情報を発信していきますので、気が向いた時にまた読んでいただけたら嬉しいです(°▽°)♡